第119回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会 開催概要

学会名

第119回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会
The 119th Annual Meeting of the ORL Society of Japan

会期

2018年5月30日(水)〜 6月2日(土)

会場

パシフィコ横浜
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
☎ 045-221-2155(総合案内)

会長

山岨 達也(東京大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野)

事務局

東京大学大学院医学系研究科外科学専攻耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1

運営事務局

株式会社メディプロデュース
〒107-0062 東京都港区南青山2-26-35-8F
TEL:03-5775-2075(平日10:00~18:00)
FAX: 03-5775-2076
E-mail:jibika119@mediproduce.com

総会ポスターのデザインについて

ポスターデータダウンロード(PDF)

日本耳鼻咽喉科学会の創立は明治26年(1893)2月19日、金杉英五郎らが「東京耳鼻咽喉科会」を結成したことに始まります。来年は創立125周年を迎えます。第119回日本耳鼻咽喉科学会・学術講演会のポスターはこれを記念して作成いたしました。学会会場となるパシフィコ横浜を背景にして、青空に125の数字を浮かび上がらせました。1と5の数字には耳・腫瘍・鼻・喉頭科学の蛍光写真と組織写真を組み合わせ、中央の2の数字には学会の名誉会頭6名を並べました。素材として使用した写真の詳細は以下の通りです。

「1」上段: マウス蝸牛。緑:有毛細胞、黄:聴毛や細胞骨格など、ピンク:神経線維
「1」下段: 腫瘍モデルマウス。青:腫瘍細胞、緑:粒径が大きい薬剤、赤:粒径が小さい薬剤
「2」 名誉会頭と、名誉会頭制が設けられた1906年頃の東京大学赤門。名誉会頭は筆順に、金杉英五郎(1906)、岡田和一郎(1906)、和辻春次(1908)、久保猪之吉(1912)、賀古鶴所(1921)、小此木信六郎(1921)。()内は名誉会頭に推された年。
名誉会頭
金杉英五郎(かなすぎ ひでごろう、1865-1942)
帝国大学医科大学別科卒業。東京慈恵医院医学校耳鼻咽喉科学教授、東京市医師会長、衆議院議員、貴族院議員、独逸協会中学校長、東京慈恵会医科大学学長。
岡田和一郎(おかだ わいちろう、1864-1938)
帝国大学医科大学卒業。東京帝国大学教授、昭和医学専門学校長、東京市会議員。
和辻春次(わつじ はるじ、1863-1946)
帝国大学医科大学卒業。京都帝国大学京都医科大学耳鼻咽喉科教授、京都帝国大学京都医科大学附属病院長、大阪女子医学専門学校長。
久保猪之吉(くぼ いのきち、1874-1939)
帝国大学医科大学卒業。京都帝国大学福岡医科大学耳鼻咽喉科教授、九州帝国大学医学部附属医院長。
賀古鶴所(かこ つるど、1855-1931)
帝国大学医科大学卒業。第1回軍医依託生。日本赤十字社病院耳鼻咽喉科部長。軍医監、歌人。
小此木信六郎(おこのぎ しんろくろう、1860-1928)
帝国大学医科大学中退、チュービンゲン大学卒業。私立済生学舎、日本医学校、日本医学専門学校耳鼻咽喉科学教授、日本医学専門学校理事長、日本医科大学学長。
「5」上段: 好酸球性副鼻腔炎の鼻ポリープ組織像
「5」下段: ラット喉頭組織切片標本(アルシアンブルー染色)。最表層は声帯粘膜上皮で重層扁平上皮の核が濃紺に染色される。中央の青い部分は声帯粘膜固有層、その外側は声帯筋(甲状披裂筋)。
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