市民公開講座

- テーマ
- 厄介な副鼻腔炎と増加している花粉症の併存症
- 日時
- 2025年5月30日(金)15:30~16:30
- 場所
- パシフィコ横浜 ノース G301+G302
- 参加費
- 無料
- 定員
- 400名
司会

司会
- 高林 哲司
- 福井大学准教授

講演1
花粉症と口腔アレルギー症候群
- 大澤 陽子
- 福井赤十字病院代表部長
花粉症に悩んでいる方は多いですね。花粉症が原因で、果物や野菜を食べると口の中がかゆくなったり唇や舌がはれたりする症状が出てしまうことがあることをご存じでしょうか。特定の花粉の中には、野菜や果物の中に含まれるタンパク質と同じような成分が含まれていることがあります。このような花粉による花粉症を患うと、ある日突然、果物や野菜を食べた時に口の中にアレルギ―症状が出ます(口腔アレルギ―症候群)。今回の講演では、どのような花粉症になると口腔アレルギー症候群になりやすいのか、また口腔アレルギー症候群になってしまった時どのように対処すればいいかを、わかりやすくお伝えする予定です。興味のある方はぜひ聴講してください。

講演2
好酸球性副鼻腔炎とは? 〜難治性の副鼻腔炎を正しく知ろう〜
- 津田 武
- 大阪大学助教
副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)は、多くの人が経験する病気ですが、その中でも「好酸球性副鼻腔炎」は特に治りにくく、再発しやすい特徴を持つ病気です。この病気は、普通の副鼻腔炎とは異なり、免疫の異常が関与しており、鼻づまりや嗅覚障害が長引くことが多く、日常生活にも影響を与えます。近年、その治療法は進歩しており、新たな薬も登場しています。本講演では、好酸球性副鼻腔炎とはどのような病気か、なぜ発症するのか、どのように治療するのかについて、わかりやすく解説します。鼻の病気でお困りの方や、ご家族が副鼻腔炎に悩まれている方にも役立つ内容です。ぜひご参加ください!
申込方法
以下の申し込みボタンから「2025年5月23日(金)正午」までにお申し込みをお願いします。なお、お申し込み多数の場合抽選となります。
参加申し込み
参加申し込みは4月下旬より開始予定です。