ご挨拶

2016年第五回日本涙道・涙液学会総会は不肖後藤が担当させていただくこととなりました。

涙道・涙液学会は2004年に「涙塾」として研究会が発足、2007年より「涙道内視鏡研究会」、2011年より「流涙症研究会」と名称を変更しつつ、2012年には学会となり第1回涙道・涙液学会総会がフォーサムで開かれました。その後も年ごとの総会会長の方々のリーダーシップのもとフォーサムのなかで発展し、第五回を迎えることになりました。大きな責任を感じるとともに、またこれまでご尽力いただいた皆様に心からの感謝を申し上げます。

会の発展をみても分かる通り、もともとは涙道閉塞、流涙症をメインターゲットにした会でしたが、涙液分野との学術的な融合により、涙道・涙液疾患へのより深い理解および対処が得られるようになっております。その観点から来る第五回の総会では、シンポジウム1「涙液・画像解析・視機能」、シンポジウム2「DCRの解剖・麻酔・手術」、ミニシンポジウム3「涙管チューブ挿入術かDCRか」、シンポジウム4「結膜形成と涙液動態」を企画いたしました。限られた時間ではありますが、活発な意見交換が行われることを期待しています。

日本コンタクトレンズ学会会長の坪田一男先生、日本眼炎症学会会長の川島秀俊先生、日本眼感染症学会会長の後藤浩先生と協力し、充実したフォーサム2016東京、第五回日本涙道・涙液学会総会にしたいと考えていますので、何卒よろしくお願いいたします。

第5回日本涙道・涙液学会総会
会長 後藤 英樹
後藤眼科

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