Vision Van(ビジョン・バン)て何？

Vision Vanは、移動式眼科診療バスのことです。眼科医療においては、正確な診断のために高度検査機器が欠かせません。そこで、バスに眼科で必要な検査機器や治療に必要な機材、目薬などのを搭載し、医師と検査員が同乗して診療を行う、いわば移動可能な眼科クリニックです。

災害地域では、眼科医院も被災で診療ができない状況です。特に高齢者の多い現地では、緑内障、糖尿病性網膜症、黄斑変性、角膜炎など失明につながる疾病も少なくないと予想されます。避難生活の長期化が予想される中、早期に眼科検査機器による的確な診断と治療を受けていただくことが望まれます。

眼科医療機器を積載した移動式のバスであれば、眼科施設と同様の高度で確実な眼科診療を提供することが可能です。
また災害支援後には、過疎化が進む地域への訪問診療としても活用できます。

日本にVision Vanを！

2011年3月の東日本大震災は日本に大きな被害をもたらしました。避難生活の長期化が予想される中、被災地域・避難者の人々に一刻も早く適切な眼科医療を届けたい。そんな思いに、米国マイアミ大学の眼科のエドアルド・アルフォンソ医師より「私たちのVision Vanを使ってください」と支援の声が寄せられました。

まずはこのVision Vanを緊急輸入して被災地に眼科医療を届けよう！　そして日本独自のVision Vanを整備しよう。災害時にはいつでも出動できるように。そしていつかは、他の国への援助ができるように。

Mission Vision Vanをぜひ応援してください！