第116回日本眼科学会総会
市民公開講座
ミュージカル「パパからもらった宝もの」
日本学術会議感覚器分科会主催市民公開講座「目と耳の老化と老年病」

ミュージカル「パパからもらった宝もの」

日 時 2012年4月8日(日)14:00~16:30
会 場 東京国際フォーラム ホールC
主 催 財団法人日本眼科学会
後 援 社団法人日本眼科医会、社団法人東京都眼科医会
参加費 無料(先着順・事前申込みなし)
開会挨拶  高野  繁(日本眼科医会会長)
第1部 : 目の再生(14:00~14:20)
  講師 木下  茂 (京都府立医科大学眼科学教室教授)
座長 濱崎  陞 (東京都眼科医会会長)
 体の中でももっとも早く再生医療が実現したのが、実は「目」です。目の真ん中にある透明な部分が「角膜」。その病気の一部を再生医療で治療ができるよう になりました。今、他の目の病気も再生医療で治せるように研究がすすめられています。「目の再生」について、未来の夢も含めてお話いたします。
第2部 : ミュージカル(14:30~16:30)
 
 舞台はある大学病院のアイバンク。城田ミカは角膜移植コーディネーター研修中の新人。ある深夜、初めて遺族への対応に呼び出されたミカは、誤ってERに迷い込む。そこで垣間見た交通事故の犠牲者とその遺族の悲劇は、彼女の心を大きく揺さぶる。深い悲しみの中で献眼を申し出る遺族、そしてそれを受けて動き出す角膜移植。移植されたドナーの角膜は、二人の少年少女に光をもたらすが、人々の運命は複雑にからみだし、新たな悲しみと喜びのドラマを生む。
 コーディネーター・ミカの成長物語とそれを取り巻く様々な人間ドラマで描く、「命の尊さ」と「見える幸せ」について問いかけるミュージカル。舞台で繰り広げられる感動と共に、坪田一男教授や日本で一番最初に角膜移植手術を行った、岩手医科大学名誉教授今泉亀撤先生のインタビューなどを通して、角膜移植、アイバンクの歴史、再生・移植医療の未来について描く。また、薬物による副作用からスティーブンス・ジョンソン症候群となり視力を失ったバイオリニスト・川畠成道氏の演奏映像なども交え、医療情報の正しい啓発に努めたいと考えている。さらに、移植医療に代わる医療として、注目を集めている再生医療については、京大の山中伸弥教授にインタビューにお答えいただいている。
閉会挨拶  坪田 一男(第116回日本眼科学会総会総会長)

 

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日本学術会議感覚器分科会主催市民公開講座
「目と耳の老化と老年病」

日 時 2012年4月8日(日)12:30~14:30
会 場 Room 6(Hall D7)
主 催 日本学術会議臨床医学委員会感覚器分科会
後 援 財団法人日本眼科学会、社団法人日本耳鼻咽喉科学会
参加費 無料(先着順・事前申込みなし)
Ⅰ.開会の辞  12:30~12:35
八木 聰明(社団法人日本耳鼻咽喉科学会理事長/人間環境大学学長)
Ⅱ.講 演  12:35~14:25
座 長   加我 君孝(東京医療センター感覚器センター名誉センター長)
  山下 英俊(山形大学眼科教授)

1.「高齢者の耳の手術」  12:35~13:00
飯野ゆき子(自治医科大学さいたま医療センター耳鼻咽喉科教授)
2.「白内障と緑内障」  13:00~13:25
松村 美代(関西医科大学名誉教授)
3.「加齢とバランス障害」  13:35~14:00
八木 聰明(人間環境大学学長)
4.「加齢黄斑変性とアンチエイジング」  14:00~14:25
石田  晋(北海道大学眼科教授)
Ⅲ.閉会の辞  14:25~14:30
石橋 達朗(財団法人日本眼科学会理事長/九州大学眼科教授)